オタネニンジンとは

オタネニンジンとは

最近では、漢方薬が注目されています。西洋医学は頭痛や腹痛など症状や検査値で異常が分かるものに対応が早いのですが、現代人の多くはストレスや生活習慣の乱れなどで、原因がわからないけれど体が不調という人が多くなっています。体全体のバランスを整える漢方薬をはじめとする東洋医学はこのような症状に効果が高いといわれています。その中でオタネニンジンの効果とはどのようなものでしょうか。オタネニンジンといわれるよりも、「朝鮮人参」や「高麗人参」だと分かる方もいるでしょう。朝鮮人参や高麗人参は通称で、和名をオタネニンジンというのです。ニンジンといわれると八百屋で売っている赤いニンジンを思い浮かべますが、野菜のニンジンはセリ科、オタネニンジンとはウコギ科と、植物的のも種類が異なるのです。オタネニンジンは古くから漢方薬の王様というべき貴重なものです。 日本に生薬としてオタネニンジンが伝わったのは西暦739年と古く、正倉院の中にもオタネニンジンはいまだに保存されています。種が朝鮮半島から渡ってきたのは江戸時代初期頃で、その後、幕府の元で栽培が成功しました。オタネニンジンが各藩に配布されとことで「御種人参」といわれるようになったのです。 オタネニンジンの効果が高いことはその当時からも信仰的にいわれており、幕府や各藩が専売として財政難の打開策にもされていました。オタネニンジンを手に入れるために、子供が苦界に身を沈めて手に入れる話が残っています。韓国でも「孝行人参」や「烈女人参」ともいわれています。

オタネニンジンの効果とは

オタネニンジンは貴重な存在の分、効果もとても高いものです。オタネニンジンの主要成分のサポニンは抗疲労効果、血糖降下効果、抗がん作用、老化防止作用などその他にも様々な効果があります。特に抗疲労効果が高く、ネズミにオタネニンジンのエキスを注入したものは長時間水の中を泳いでいられる結果も出ています。昔は、このような実験結果がありませんでしたので、品質の良いオタネニンジンを見分ける方法として、種類が違うオタネニンジンを飲ませた人を走らせて、疲れが出なかった人が飲んだオタネニンジンが高級品である、とされていました。
オタネニンジンのサポニンを含めた成分が、人の免疫力を高める効果があり、ストレスや老化で失われるものを回復してくれる効果があります。またオタネニンジンは消化不良、吐き気、冷え、不妊症、夜尿症など多くの漢方薬にも配合されています。

オタネニンジンの摂取方法とは?

オタネニンジンを摂取する方法は、昔ながらに煎じて飲む方法もあります。オタネニンジンが含まれている漢方薬も数多くありますし、最近ではサプリメントや健康茶として販売されているので、気軽にオタネニンジンの効果を取ることができます。

オタネニンジンの注意点とは?

漢方薬は副作用がない、と思う人は実は少なくありません。西洋薬は副作用があるが、漢方薬は副作用がないというのは全くの誤解です。オタネニンジンも少なからず副作用があり、過剰に摂取すると下痢を引き起こしたりします。他に薬を飲んでいる人であれば、オタネニンジンの血流が良くなることから、薬の効果が強く出たり、薬の効果が減少してしまう可能性もあるのです。用法・用量を守り、薬を飲んでいる人はかかりつけの医師に相談してから飲みましょう。

まとめ

いかがでしたか?オタネニンジンは古くから貴重な薬として扱われていました。昔であれば大金が必要なオタネニンジンも手に入れやすくなっています。オタネニンジンとは体の不調を取り除いてくれ、特に疲労効果が高いのです。現代人は慢性的に疲れやストレスを抱えています。オタネニンジンとはまさに現代人のための薬ともいえるでしょう。


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