更年期に現れる身体の症状

慢性的なこりや痛みをあきらめていないか?

更年期での腰痛の悩み

精神的な疲れが肉体的な痛みを生む

筋肉のこりや関節の痛みの原因は、ストレスや冷え、運動不足による血行不良、過労による疲労の蓄積、加齢による骨や軟骨の形成・劣化などの症状が現れます。
その一方で、厚生労働省研究班の調査では、「腰痛の8割以上は原因不明」という結果が出ているのも事実です。これは、ストレスや心理的な影響が多分にあることを示唆しているということです。
脳はストレスを受けると、身体に痛みの原因がなくても「痛い」という信号を出します。 これが、慢性化すると、痛みに注意が向きがちになり、ますます痛みにとらわれてしまう悪循環にもなります。うつっぽくなりがちな更年期障害は、痛みを感じやすい時期でもあるのです。そのため更年期にこのようなこりの症状を訴える事が増えてきます。


そんな更年期のこりの痛み対策!

更年期時期でのこりの対策として、有効なのが、こっている部分を温める手法です。血行不良によるこりが続いて、慢性化しているケースが大半です。慢性的なこりや痛みがある部位には、ポカポカとあった句感じる温湿布が効果的です。
温湿布にはトウガラシ成分のカプサイシンが含まれています。この成分が皮膚からしみ込んで毛細血管を広げ、血流を増やします。インドメタシンなどの有効成分が炎症を抑え、痛みを鎮める効果も期待できます。あっためて血流をふあすという意味では、蒸しタオルを患部に当てたり、サポーターで保温したりすることも有効です。
体の中から、血流を改善したいという方であれば、高麗人参に含まれているサポニンという成分が効果的だと言われています。


無理のない範囲で体を動かす

関節は動かさないと固まってしまいます。入院してギプス固定をした方なら理解できるはず。再び動かすのが大変になってしまいます。痛みがひどくならない程度に、次のポイントに留意して体を動かしていきましょう!
①ゆっくりと大きく動かす
②毎日少しずつでも動かす
③深呼吸しながら動かす
深呼吸をしながら動かすのがいい理由は、深い呼吸によって体に緊張がとけ、筋肉や関節が緩むからです。更年期時期になると、それなりに体を動かすのが億劫になる時期でもあります。ですが、そのままにしておくのも良くありません。ですので、無理のない範囲で動かしていきましょう!


お風呂で全身を温める

半身浴でコリ対策

入浴は、湯船につかって全身を温めるのが一番です。こりや痛みの解消には、特に半身浴が最適です。38℃くらいのお湯をハリ、胸の下までつかります。汗が出てくるまで、じっくりと時間をかけてつかるのがポイントですよ。さらに湯船の中で、ストレッチやマッサージなどをすれば、血行が良くなり疲れも取れます。


めまいが頻繁に起こっていないか?

めまい

心因性でめまいが悪化する事も…

めまいやフラツキは更年期によく見られる症状の一つです。
激しいめまいやフラツキで立っている事も動くこともできなくなるなど、日常生活に支障をきたす人もいます。
めまいによる吐き気や、ふらついて転倒したときにおこる怪我にも注意が必要になってきます。
更年期に多いめまいの原因は、ストレスや自律神経の乱れからくる脳の血行不良だと考えられています。日頃から血行をよくする努力が必要です。


自分のめまいのタイプを把握する

A:回転性めまい
「グルグルと目が回る」というのがこのタイプです。原因の多くは三半規官にあります。ここにトラブルが起きたときに、体のバランスがおかしくなってしまい回転性のめまいが起こります。

B:浮動性めまい
「船に乗っているみたいにフラフラする」といのがこのタイプです。過労やストレス、ホルモンバランスによって、自律神経が乱れていると起こりやすいめまいです。精神的な要因が関係しやすいことから「心因性のめまい」と呼ばれることもあります。

C:たちくらみ
「急に立ち上がるとクラクラする」というのがこのタイプです。貧血や低血圧などで血液の循環が悪い人におこりやすいめまいです。更年期には経血の量が多くなったり、月経の頻度が増えたりする人がいて、貧血にもなりやすいので気をつけて下さい。


症状がひどければ外出をひかえる

めまいが頻繁に起こっている時や、フラツキがひどい時は、不要不急の用事以外の外出は極力控えることをお勧めします。特に運転するのは禁忌!自動車やバイクなどはおやめ下さい。自分だけの怪我だけでなく、相手を巻き込む事故にも発展してしまいます。

他にもある更年期特有の症状

ホットフラッシュの女性

発汗が微調整できず大汗をかいてしまう

自律神経のバランスが崩れやすい更年期は、体温を微調整する機能が弱まっています。本来なら少しの汗をかけば済むと所を、とても暑い時のように大汗をかいてしまう症状が現れます。特に上半身ん御血管のとりまく神経が興奮状態になりやすいため、顔が真っ赤にのぼせたり、大粒の汗が滴り落ちるといったことも起こります。
自分の意識とは無関係に汗が噴き出てしまい、止めようがない状態をホットフラッシュと言い、更年期の女性の悩みの一つとなっています。


冷えが自律神経の乱れを悪化させる

体は冷えを感じると、寒さというストレスから身を守るために生命維持スイッチをオンにします。それにともなって交感神経が副交感神経よりも優位な状態になります。
体を守る状態に入ると、肝臓などの臓器を守ることが優先されます。そのため、手足など末端の血管を収縮させて血流を減らし、その分の血液の重要性が高い内臓に集めます。冷え症で手足が冷たくなるのはこのためです。そして、更年期の女性の多くが冷えの症状で悩んでいます。


頭痛や手のしびれも更年期に現れやすい症状

急な頭痛がたびたび起こる更年期の女性は多くいます。頭痛には2通りありますが、ひとつや脳梗塞や脳腫瘍などの脳の病気から起こるものと、片頭痛や緊張型頭痛など大きな原因がなく、慢性的に起こるものに分けられます。
更年期に多い症状は、後者の頭痛です。

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