更年期障害と間違えやすい病気

更年期の症状は200種類以上

実は、更年期の症状は、200種類以上もあると言われています。そのため、その他の病気の症状と似た症状が現れる事が多々あります。自分の症状をしっかいりと把握して、更年期障害なのか、その他の病気なのかを把握しておくことは大事なことです。
また、異変を感じたら病院受診を早めに行うことをオススメします。

間違えやすい病気

甲状腺機能障害

甲状腺機能障害には二つのタイプがあると言われています。ほてりやのぼせのように体が興奮しすぎる場合は「甲状腺機能亢進症」、手足の冷えなど体に元気がなくなる場合は「甲状腺機能低下症」です。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。ほてりやのぼせ以外にも動悸、息切れなどの症状が出ます。常に体が走り続けている時のような状態になるので、普通の人よりもはるかに体力の消耗が激しく疲れやすい状態になります。
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気です。むくみ、食欲低下、気力の低下などの症状が出ます。非活動的で気持ちも沈みがちになるので、うつ病にも似ています。
更年期の疲れやすさや、気持ちの落ち込みに非常に似ています。+


メニエール病

30~50代に多く見られる病気で、更年期障害がおこる年齢と重なります。メニエール病は内耳の病気で、突然グルグルと天井がまわるようなめまいが起こります。めまいは30分程度持続し中には数時間続くケースもあります。めまい意外にも、吐き気、嘔吐、冷汗、顔面蒼白、品脈などの症状を伴います。また、めまいとともに難聴や耳鳴りなどの症状が現れることもあります。病気の原因はまだ不明ですが、更年期の症状であるめまいの症状と間違えやすいです。


慢性関節リウマチ

慢性関節リウマチ

これも30~50代の女性に多く、更年期の女性の年齢と一致します。
関節リウマチは、関節に炎症が起きて、痛みや変形、しこりなどをもたらす病気です。また、血管の炎症や貧血など全身に症状が出る事もあります。
進行の度合いや経過は人それぞれで、十章で障害が出る人もいれば、軽い症状ですむ人もいます。現在では、早期発見・早期治療で進行を最小限に抑えられるようにもなっています。


過活動膀胱

排尿筋が過剰に活動する病気です。急に我慢できないほどの尿意が起こる、1日に何度もトイレに行く、トイレを我慢できず漏らしてしまうなどの症状があらわれます。
原因は、脳と排尿筋を結ぶ神経回路にトラブルが起きている、骨盤底筋が弱くなる、ストレスで膀胱が過敏になる、などが考えられます。


うつ病

更年期障害の症状の一つとして抑うつが、うつ病へと移行する人もいます。更年期障害からくるものなのか、そうでないのかは見分けがつきにくため、専門的な検査が必要になってきます。

他にもある更年期特有の症状

月経異常

機能性子宮出血、子宮がん、子宮内膜症、子宮筋腫、甲状腺機能障害


ほてり、のぼせ

高血圧、心臓病、バセドー病、多血症


手足や腰の冷え

貧血、レイノー病、低血圧、心臓病、甲状腺機能低下症、各種の感染症


動悸・息切れ

貧血、肺気腫、肥満、不整脈、心臓弁膜症、狭心症、心筋梗塞、低血糖症


頭痛・頭が痛い

片頭痛、くも膜下出血、脳腫瘍、高血圧、肩こり、眼精疲労、緑内障、慢性中耳炎


疲労感・倦怠感

貧血、結核、各種のガン、睡眠時無呼吸症候群、うつ病、甲状腺機能障害


手足の痺れ

頚椎や腰椎の疾患、脳梗塞、慢性関節リウマチ、糖尿病


耳鳴り

メニエール病、内耳炎、突発性難聴、老人性難聴


めまい

メニエール病、内耳炎、高血圧、低血圧、脳腫瘍、貧血


尿のトラブル

膀胱炎、神経因性膀胱、過活動膀胱、尿崩症、子宮脱、膀胱がん


むくみ

心不全など心疾患、ネフローゼ症候群、慢性腎炎、甲状腺機能低下症、肝硬変


気分の落ち込み

うつ病、双極性障害、外傷後ストレス、不安神経症

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